猪木、ボンバイエ
今回の九州旅行、JTBに問い合わせた時点で
非常に混んでいるようで行きを取ると帰りが取れず
帰りを取ると行きがおさえられない状況でいわゆる満席。
本来、日帰りでとんぼ返りしたかったのだが、今回は
一日延ばしての帰り便。
2泊目は前日のワールドカップの寝不足を完全に解消。
そして翌朝、最終日。中州や長浜地区まで
足を延ばすつもりが皮肉にも北九州地方が
大雨に襲われ、傘もないので駅周辺で
時間をつぶす ことに。
飛行機時間16時45分、1時間前としても15時まで
手っ取り早く時間をつぶすには映画鑑賞である。
どうせなら新潟ではやっていないような映画を・・・と
インターネットで探すと博多駅前の“シネ・リーブル”という
名作ミニシアターを見つけ、
そこで、あのアントニオ猪木が初主演するアカシアという
映画を発見。
おおあたりするか大はずしするか、まあ、たぶんハズスな・・・
とお金を捨てる覚悟で入場。
異常に小さなスクリーン・・・嫌な予感・・・。
『ACACIA-アカシア-』 はじまった・・・・。
見る前は、役者としては素人の猪木がどこまでできるのか
非常に気になったが・・・
さびれた団地の用心棒をつとめる
初老の元覆面プロレスラー、大魔神。
彼は息子に充分な愛情を注げなかった悔いを
胸の底に秘めて生きてきた。
そんな彼の家に転がり込んできた少年、タクロウ。
母親に置き去りにされ、誰にも心を許さないタクロウが
大魔神の前ではなぜか素直になれた。
あたたかい団地の住人たちと
アカシアの木々に見守られ
束の間、親子のように暮らすふたり。
かけがえのない時を重ねるうち
それぞれが本当の家族と再会し
過去の痛みを乗り越える勇気を手にしていく--。
凄い!! たどたどしいような"大魔神"の
セリフ回しが逆に緊張感を誘う。
もう二度と見ることはないだろうリングシーン。男泣きする大魔神。
子供にプロレスの技を教えるシーン・・・。
恥ずかしいが、こんなに泣いてしまった映画は近年ない。
座った場所が最前だったので後ろの観客からも
鼻をすする音があちらこちらからとまらない。
残念なことにここ新潟では上映がないようだ。
DVDがでたらぜひ一度鑑賞を。
けっこう気になる映画だったので
予告編見るとかなり見に行きたくなりました。
アカシアってタイトルも僕には身近な木(ニセアカシアだけど)なのでそれも凄くいい。
新潟は上映しないのは残念ですね。
by derosa84 (2010-07-02 14:45)
そうなのよ。DVDが出た暁には上映会でもしましょうか
by たかとび (2010-07-03 00:25)
みんなで泣こう
by PETTY (2010-07-03 14:21)
映画祭で賞をとって増館ってパターンもありますから。
子供がかぶっているのはデストロイヤーの覆面ですね。
by 夏の塩 (2010-07-04 11:42)